妊婦さんが葬儀に出席する場合

昔から言われているのが「妊婦さんは葬儀に出席するもんじゃない」です。
ただし、どうしても出席したい(しなければならない)場合はお腹のところに「鏡を入れる」と言われています。

さて
ただ鏡といってもどうしていいかわからないですよね。
一番よく聞くのが「手鏡の鏡のほうを外に向けて腹帯にはさむ」です。
鏡が邪気を追い払ってくれると言われています。

鏡を入れないとどういう事になるのか?
言われているのが「アザのある子が産まれてくる」ですね。

でも安心してください。これ全部迷信です。
何の根拠もありません。
妊婦さんが弔問客のお世話をして体に負担をかけさせない為だったり、ご遺体から病気がうつらないようにとか、悲しみの中大勢の中にいることでストレスを感じて子供に悪い影響がでないようにと昔の人が考えたものです。
悪い迷信ではなく有難い迷信なんです。

ちなみに私が聞いたことがある鏡の入れ方は3通りあります。
①鏡を外側に向けて腹帯にはさむ
②鏡を内側に向けて腹帯にはさむ
③鏡を2枚合せて両面鏡にして腹帯にはさむ

①は邪気を跳ね返す意味
②は赤ちゃんの生気を外に出さない為
③は赤ちゃんの生気を外に出さないとともに邪気を跳ね返す

気にしなければそれまでですが、鏡を入れることで少しでも安心できるなら入れることをお勧めします。

PAGE TOP