ここ群馬県では弔問客に対する「通夜振る舞い」という習慣がありません。弔問客はお焼香が終わるとそのまま帰る習慣だからです。
群馬県ではお焼香を済ませた方へお酒とおつまみが入った「お通夜返し」という弔問御礼の品をお返ししそのままお帰りいただいております。
群馬県はあっさりですね。
東京にお住いの方が弔問に見えられた時に何度か経験しているのですが、「通夜振る舞いの席はどちらですか?」と聞かれます。
その際には群馬県では通夜振る舞いの習慣がなく、お通夜返しの品が通夜振る舞いの代わりになることをお伝えしお帰りいただいております。
お焼香後の習慣でさえも住んでいる地域によって様々なんだなぁと感じますね。
※通夜振る舞いとは、お焼香を済ませた弔問客に対して飲食を提供する席を設け、故人を偲んでいただくことをいいます。